迷路

クラス後の様子。技の復習や議論が自然と始まります。トライフォースのカリキュラムは定型化されたものだけでも数百種類あります。実戦では、瞬時にそれらを選択しなければなりません。もちろん相手も対処するので複数の技を組み合わせ、分岐が分岐を生み…そうやって動きのバリエーションは無限に近くなります。今日通用した事が明日も通用するとは限りません。柔術は生き物のように進化していきます。相手を注意深く観察し、時にはトラップをしかけます。この頭脳戦、心理戦はしばしば知恵の輪やチェスに例えられます。それを動きながらやるのです。やりだしたらもう迷路です。しかし、不思議と練習後の爽快感は格別のものがあります。そしてけっして飽きることはありません。

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